

日本社会において、若者は長く当事者不在のまま「若者問題」として捉えられ、社会への影響力を高めるエンパワメントが形成されてこなかったのではないだろうか。一方、EUの若者政策のモデルとされているスウェーデンにおいては、若者を問題としてではなく、「社会のリソース」として認識し、若者の社会への参加とその影響力を高めることを目的とした若者政策とユースワークが広く定着している。その結果、20代の若者の国政選挙の投票率は、80%を超え続けている。
今回のセミナーでは、スウェーデンとEUの若者政策とユースワークに詳しい両角達平氏を講師に招き、スウェーデンとEUにおける若者政策とユースワークに学ぶとともに、地域においてユースワークに取り組んでいる機関の代表お二人を招き、日本における若者政策と地域におけるユースワークのあり方、セカンドチャンスの保障のあり方について探ることとしたい。
※チラシ(開催概要)は2025冬の公開シンポジウム開催要項をご参照ください。
2025年12月6日(土) 13時30分開会~16時40閉会 (受付 13時開始)
13:30 開会
13:40~15:00 第一部 基調講演
「若者のエンパワメント形成とセカンドチャンスの保障-スウェーデン・EU の若者政策とユースワークに学ぶ」
日本福祉大学社会福祉学部専任講師 両角 達平 氏
15:00~15:10 休憩
15:10~16:40 第二部 シンポジウム
「若者のエンパワメントとセカンドチャンスの保障-いかに地域で展開するか-」
【実践報告】
豊島区中高生センター ジャンプ東池袋 所長 石葉 友子 氏
認定 NPO 法人 さいたまユースサポートネット 代表 青砥 恭 氏
対面参加とZOOMのオンラインによるハイブリッド
特定非営利活動法人日本地域福祉研究所
大正大学5号館552教室
チラシに記載の申込フォーム、QRコード、メールにてお申し込みください。
参加申し込み締切予定:11月30日(日)
所員2,000円、一般(非所員)3,000円、学生・院生1,000円
団体(オンラインのみ、5名まで):8,000円(6名以上は、5名ごとに5,000円追加)
申込受付後のメールをご確認いただき、振込をお願いします。
また、クレジットカード・コンビニ払いをご希望の方はPeatixよりお申し込み下さい[11月予定]。(Peatixよりお申し込みの場合は適格領収書を発行できませんのでご注意ください)